安らぎの光溢れるコスモス畑

居場所が 見当たらない

どうでもいい話に 反応しなくちゃいけない
知らないことでも 知ってるふりをしなくちゃいけない
周囲に合わすばかりの 日々に
疲れてしまい
視覚も 聴覚も
周りを 拒否しだした

ちょっと 休んだら
忘れると 思っていたのに
いつの間にか
自分が 何に苦しんでいたのか
わからなくなりはじめ
自分が 何なのか
わからなくなった

ひとりでいる時間が
あんなに 欲しかった気がするのに
今は
ひとりでいる時間が
こんなに 不安になる

だから
「誰か」を探す
誰か わからないけど
「誰か」を探す

聞いてもらいたいのか
いてもらいたいのか
何をしてほしいかも
わからないけど
「誰か」を探す

 

 

「誰か」=「居場所」
なのかも しれません

そこは
一方的に求められることはなく
言葉を 聞いてもくれる
苦しみも 共感してもらえる
その安心の中で
あなたが あなたらしさを
あなたが あなたの存在意義を
あなたが 自分で 見つけていける

今 その「居場所」を
求めているのかもしれません

『ストローク不足/欠乏』
以前 ブログ内でもご紹介した
ストローク(肯定的・否定的)は
他者とのやりとりのことです
人は この与えられるストロークによって
良い面も 悪い面も
自分の内面に
築き上げたり 見つけたりしていきます

人を 避けていたにもかかわらず
他者を 求めているのは
この「ストロークが不足し、求めている」と
交流分析では 考えます

人は 人の中で 存在意義を見出す
比べることが 嫌だと思っているのに
比べることで 他者との違いを認識でき
自己の存在を 理解する

ただ これが 否定的ストロークばかりになると
逆に 存在否定にも つながり
内面が 防衛機制として
人を拒絶したり 攻撃したりしてしまいます

今の自分を 受入れ 受け止め
肯定的ストロークをもらえる
安心を感じれる場所・人・時間に
巡り合えることを
カウンセラーとして
お手伝いできることがあれば
嬉しい限りです

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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