待つ光へ飛ぶ鳥

夜が嫌い

ひとりになるから

 

夜が嫌い

ひとりじゃなくなるから

 

夜になると

子どもに戻ったように

怖くなる

 

怖い夜の時間は

誰も気づいてくれなくて

空の月も

見て見ぬふり

 

そんな夜を過ごされているあなたへ

 

早く朝が来てほしい時

お日様は

まだ呼ぶことはできないけれど

私はいつも待っています

 

「怖いよ、助けて」

 

怖くて声にならない

あなたの言葉を

月よりずっと近い

この空の下で

いつでも

待っています

 

そのことを

どうか

忘れないでください

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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