『がんばりやさん』
小学生の頃
周りの大人にそう呼ばれていたことを
子育てに悩む方の話を聴きながら
思い出しました
その方も
わたしから見ると
『がんばりやさん』
仕事、子育て、家事、介護、PTA
目の前の人たちみんなに
自分がしてあげなくちゃと
奮闘されていて
まぶしく輝く姿が
目の前で涙をこぼされた途端
痛々しい傷だらけの戦士のようにも
感じられました
お話を伺うと
子どもの頃から
周りの期待に応えようと
明るく元気に振舞ってこられていました
つい自分にも重ねてしまい
「ずっと『がんばりやさん』でここまで来られたんですね」
と思わず声をかけた後に
その方の瞳から溢れる涙
大人は気づいていないけれど
子どもは大人の言葉を
一心に受けとめます
親や祖父母
先生
近所の方
画面越しの報道や芸能
小説の中の言葉でさえも
僕はこうなんだ
わたしはそうなんだ
繰り返し刷り込まれていく言葉は
子どもの頭や心の
群像となり
立体的に
感情的に
受けとめられ
入っていきます
そして
いつしかそれは
無意識に性格傾向として
自分のあり方へと変わっていきます
『がんばりやさん』
「その看板、一度おろしてみませんか」
ひとつだけでもいい
手抜きしちゃお
一度だけでもいい
スルーしちゃお
そう思えたときに
笑みが再び戻り始めます
もっと素敵なニックネーム
ご自身につけてあげましょう
その笑顔に似合う
素敵なニックネームを
一緒に考えていきましょう
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今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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