今日という日の始まり

「日に新たに、日々に新たなり」
(中国、商(殷)時代の湯王の言葉)
今日という日は、天地開闢(てんちかいびゃく)以来
初めて訪れた日である
貧乏人にも王様にも、みな平等にやってくる
そんな大事な1日だから、もっとも有意義に過ごさなければならない
そのためには、
今日の行いは昨日より新しくよくなり、
明日の行いは今日よりもさらに新しくよくなるよう
修養に心がけるべきである

この言葉を 座右の銘とされた
私が 尊敬する日本人のおひとり
『土光敏夫』
昭和のエンジニアで実業家
現在の東芝となる会社の社長・会長を歴任され
経団連会長となられた方です

残された 多くの 胸に刺さる言葉の中に
この 座右の銘に対する姿勢を
次のように 語られています

われわれは、
明日の時間を今使うことはできないし、
昨日の時間を今とりもどすすべもない。
ただ今日の時間を有効に使うことができるだけである。
私は、一日の決算は一日にやることを心がけている。
今日が眼目だから、

昨日の尾を引いたり、明日へ持ち越したりしない。
昨日を悔やむこともしないし、明日を思いわずらうこともしない。
昨日も明日もない、
新たに今日という清浄無垢の日を迎える。
今日という一日に全力を傾ける。
これは、私にとって、最大最良の健康法になっているかもしれない。

誰しも 良い日もあれば 悪い日もあります
そこに 驕らず 悔やまず 執着せず
新たに 今日という日を 大切にすることで
また 前に進んでいけます
今日も
「今日という日」を
大切に お過ごしください。。。

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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