殺風景な
その部屋には
ひとつの白いベットと
柔らかい髪のあなたが
そこにいて
呼吸をするのも
はばかられそうなくらい
そのともしびは
小さくて
そのともしびに
照らされたあなたの顔は
もっと弱弱しくて
僕は
怖くなります
だから
静かに
呼吸を整えて
大丈夫だよと
手を握ることにします
季節を重ねるたびに
しわが増えても
まだちゃんと
温かい
来年も
その次も
歳を忘れるくらい
これからも
一緒ですからね
あなたの
頷いた呼吸で
ともしびが
揺らぎます
「大丈夫よ」と・・
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今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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