成人を祝う花簪

深紅を基調に彩りある花や黒の裾
私の成人式の振袖は
母が全て見立ててくれました

着物に手を通すのは
幼いころの「七五三」以来

早朝5時
少し緊張しながら
ふたりがかりで
着せていただいたことを
今もよく覚えています

地元で迎えた成人式では
懐かしい同級生たちの顔ぶれに
ちょっと恥ずかしいやら
おもしろいやら
まるで
長い夏休み明けの始業日のようで
不思議な気持ちでした

成人式の役所の方のお話は
正直 記憶にないのですが
いただいた記念品の中の
テレホンカードは
しばらく使えないまま
大切に持っていたのを思い出します

大人が望むような
成人の心構えなどは
持ち合わすことが
まだできなかった私

それでも
成人式は
学校の卒業式のように
記憶によく残っています

 

今年は
多くの自治体で
簡素化や延期
中止にされる報道を
相次いで知り
本当に残念な気持ちで
胸が痛みます・・

それでも
2日後に控えた
「特別な今年の成人の日」
成人の皆様には
きっと将来まで残る
かけがえのない
大切な
思い出の1日となることを
お祈り申し上げます

成人を迎える今、感じる
それぞれの気持ち
これからの
長い道のりのなかで
いつか
糧となる日が
訪れますように。。

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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