受け継がれる技術と魂

狂言師『野村萬斎』さん

幼かった子どもが、いつも見ていたEテレ番組『にほんごであそぼ』

私がこの方を知ったのは、それがきっかけだったように思います

よく知られている通り、今では狂言だけではなく幅広くご活躍されていらっしゃいます

様々なジャンルに挑戦されている中、ある特集記事に次のお話が掲載されていたので、ご紹介いたします

 

「野村萬斎という人間を狂言だけでなく、トータルに評価してくれる人がいたらと思う。」

「多方面にベクトルを張るのであれば、自分のアイデンティティをしっかり持ったうえで、それをどう生かせるかを考えていくべきである」

「企業にも同じことが言えると思う。自分の得意なこと、自社の軸になるものがあったうえで、相手が何を望んでいるかを良く知り、相手の「土俵」に乗る。そして、何が共通で、何が共通でないかを見極め、自社の得意を生かす。」

「企業にとってのアイデンティティは、それぞれが持っている技術であるはず。その技術のすばらしさを証明することがいかに大事であるか、ぜひ考えていただきたく思う。」

 

受け継がれる伝統文化

野村萬斎さんは

なにゆえに、いまこの家業を継がなければいけないのか

「それがなければ、継承する意味がない」

と、文中で仰っています

 

❝古き良きもの❝

❝新しく必要なもの❝

今も昔も

人は日々

その両方について学び、挑戦し、邁進し続けることで

「技術」と「魂」のどちらもが

受け継がれていくのだと思いました

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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