心理傾向を探るチェス

人が無意識にしてしまいがちな判断の心理傾向を『認知バイアス』といいます

その中のいくつかを、今日はご紹介します

◎確証バイアス

自分に都合のいいデータや情報を集め、都合の悪いことは排除する心理傾向です

Ex)アドバイスをもらっても、自分と同じ意見は取り入れるが、批判・否定と受け止めることは耳を貸さない

◎正常性バイアス

リスクは予想されていても、自分は大丈夫と、根拠もなく軽く捉えてしまう心理傾向

Ex)ちょっと売り上げは落ちているけど、そのうち景気が良くなるから大丈夫と楽観視する

◎現状維持バイアス

変化によって、得るものより失うものが大きいと感じてしまう心理作用

Ex)新しいことを始めることに躊躇し、挑戦意欲にブレーキがかかってしまう

◎リスキーシフト

集団で意思決定を行うと、極端な意見やリスクの高い提案が受け入れられがちになること

Ex)赤信号、みんなで渡れば怖くない

 

 

ご紹介したように、人は意思決定を行う際、様々な傾向があります

大切なのは、誰しもこの心理傾向はあり、それを踏まえて、慎重に、客観的に判断することかもしれません

ご自身にどんな傾向があるか、この機会に考えてみてはいかがでしょうか(*^^*)

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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