気まぐれでお世話してくれるお姉ちゃん

4月も終わりが近づき

新しい環境にも

少しずつ慣れてくる時期ですね

それと共に

倦怠感や

ちょっと意欲低下も

出てくるかもしれません

 

【上の子どもが2歳の春のお話】

その年の4月

下の子が保育園に

0歳児さんで入園しました

その園は縦割り保育で

小さな1グループに

0歳~5歳が所属していました

 

入園した下の子は

上の子と同じグループに

入れていただくことができました

 

どこでもそうかもしれませんが

「0歳児」はみんなのアイドル

ちやほや

みんながお世話をしたがる中で

上の子は

1番張り切って

お世話をしてくれていたようです

おかげで

下の子は

ほとんどぐずる様子もなく

ご機嫌に登園してくれていました

 

そんな4月の下旬

少しずつ

上の子に変化が出てきました

遊びでも

お手伝いでも

張り切ってやり始めたことを

すぐに

「もういい、しない」

と、途中でやめがちな

『気まぐれちゃん』

 

当時

家では

料理や洗濯など

おままごと感覚で

お手伝いに張り切ってくれていたのですが

お気に入りのエプロンも

投げ出し

「もうやめる」

すぐにプイと

去っていくのです

 

保育園でも

下の子が泣くたびに

今までは

真っ先にあやしに

駆け寄っていたらしいのですが

「あ、泣いてる」

と、気にはとめつつも

特に動く気配が

なくなっていました

 

食事も

好き嫌いがほとんどなく

何でも

「おいしい、おいしい」

と食べていたのに

「もういらん」と

大好きなフルーツすら

残すことも増えていました

 

担任の先生に

病気の懸念について

相談もしていましたが

しんどそうな様子はないため

しばらく見守ることにしていました

 

仕事復帰直前だった私は

(こんな様子で復帰できるかな・・)と

下の子よりも

上の子に

若干心配して迎えた

ゴールデンウィーク

 

田舎に帰省し

あちこち自然を

満喫する様子は

以前の元気っぷり復活!

 

そしていよいよ

連休明けの仕事初日の朝

不安げな私に向かって

「大丈夫やで!任せてな!」

と、上の子

久しぶりに大手を振る様子に

驚きと喜びを感じながら

出勤したことを思い出します

 

今思うと

下の子も入園し

2歳児なりに

「よっしゃ頑張るぞ!」

と始まった春

4月終わりの『気まぐれちゃん』は

少し疲れが出ていた

サインだったんでしょうね

 

その後

上の子はまた

調子を取り戻していくのですが

下の子は案の定発熱・・

まあ、問題がない、なんてことは

ほとんどないのが

子育て・・・

と、私もまた

両立しながら

学んでいくのでした(笑)

 

 

大人は子どものように

「もうやめた」とは

簡単にいきませんが

今の自分に

アンテナを立ててみることは

大切です

 

季節的にも

急に暑くなったり

冷え込むときもあったり

体調管理が

難しくなる時分です

 

お休みの時間には

静かに

横になって

目を閉じ

体にも

心にも

今の様子について

問いかけてみてください

 

(疲れていませんか~?)

(痛むところ、重いところはないですか~?)

(何か栄養がいりますか~?)

(ちょっと休息してみますか~?)

 

返ってくる

自分の本音を

受けとめてあげてくださいね

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
プロフィール詳細はこちら

コメントはお気軽にどうぞ