人との対話の中で
トラブルになりがちなとき
投げかける質問によって
スムーズな会話にすることもできます
以前にもご紹介した
”NLP"という心理学のスキルの中から
「質問」のやり方(メタモデル)について
今回は2つめの方法をご紹介します
②削除(省略)をカバーする質問
「削除」とは、その人の関心や必要と思うものだけを話し
他の情報を省略してしまっていることをいいます
そのため
言われた相手にはうまく伝わっておらず
お互いにストレスを感じる原因にもなります
そんなとき
言葉を受けた側から
客観的に質問することで
情報を補い
スムーズな会話に成立させることができます
「この資料ではわかりにくいから急いで修正しておくように」
上司からのこの言葉に
「わかりました」
と答えたとしても
相手が求めた修正内容は不明瞭のため
自分で想像して修正することになります
もし修正箇所が異なってしまうと
次のトラブルにもなってしまいます
そこで「削除」をカバーする質問をおこないます
ここで心がけたいのは5W1Hです
・「どのページの箇所でしょうか」(Where)
・「説明以外にグラフを入れるとわかりやすいでしょうか」(How)
・「今日中でよろしいでしょうか」(When)、など
相手が思う基準やスタイルなど、明確化してもらう質問です
「急ぐ」の程度や
「わかりやすい」のイメージも
お互いの基準は異なることが多々あります
(こういうことでいいのかな・・)と、
あらぬ心配や
解釈の相違によって起こりうる
余計なトラブル回避のためにも
「削除をカバーする質問」は
心がけされるといいかもしれません
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今日もご覧いただきありがとうございました。
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