お買い物ごっこのカゴ

”はじめてのおつかい”は

私にとって

親としての

度胸試しでもありました

 

わが家の子育てアルバムから

”はじめてのおつかい”エピソード

をご紹介です

 

わが家の子どもたちは

年長さんの

今くらいの時期(1~2月)に

デビューしてもらいました

 

5歳児で

デビューさせた理由は

次の2点からでした

①必要な力(周囲への注意力・工夫する思考力)が成長してきたから

②もうすぐ1年生になるので通学路の意識を持たせたかったから

 

わが家のおつかい先は

小学校方面にある

スーパーにしました

 

頼むと決めた前日から

わたしの方が

緊張していたのですが

当日

なるべく普段の調子で

「ちょっと買ってきてほしいけど、ひとりで行ってみる?」

と声をかけると

「いいよ~」と

軽く快諾!

買い物メモとお金を渡すと

少し緊張の面持ちでしたが

「行ってきます!」と

元気に出発

 

後をつけたい気持ちを

パパにたしなめられ

下の子と一緒に

少し高台の公園へ行き

途中まで見える場所で

「大丈夫かな~?」と

ふたりで話していると

「あ、帰ってきた!!」

手提げ袋をかついで

帰ってくる姿に

安堵と感動が

胸に広がりました

 

「おかえり~!!」と

手を振ると

荷物を下ろして

元気に両手を

振り返してくれました

 

帰宅後

「がんばったね~、すごいやん!」

と抱きしめてあげると

嬉しそうに照れながら

抱きついてきてくれました

そして一言・・

「牛乳は重いから今度は大人が行ってな!」

 

子どものためのおつかいのつもりが

親として

子どもを信じて待つ気持ちを

試され

練習させてもらえたように思います

 

その後

もう一度

一緒に通学予定のお友達の

おつかいデビューにもお供して

ふたりで

通学路について

「この信号待つとこ狭いなあ」

「荷物持って坂道走ると危なかったわ」

「ここ、どんぐり拾えるなあ」

と、地図を描きながら

通学への準備も

しっかり行えていました

 

大人がいない状況で

何を考え

判断するのか

子どもの成長の

大きな一歩です

それと同じくらい大切な

子を信じる

親としての成長の

一歩でもあります

 

ついつい後をつけて

見守りたい気持ちや

手や言葉を

差し伸べたくなりますが

子どもたちの力を

信じることは

とても大切に思います

 

もちろん

年齢がまだ幼いなど

お子さまに応じて

必要な見守り方もあります

 

わが家の場合は

わたしが親として

信じて待たなければいけない

覚悟のタイミングで

デビューさせた感じでしょうか

小学校は

毎日

自分たちで

雨の日も

風の日も

行くことになりますからね

 

この春

小学校1年生になる

お子様の保護者の方

「ちゃんと元気に行けるかな」

「寄り道しないかな」

「車に気を付けられるかな」

心配はあって当然です

それでも

子どもを送り出す

親としてのひとつの節目

 

ご不安な方は

ぜひ

通学路方面の

おつかいデビューを

お薦めいたしますよ~

 

親子で

事前練習に行ってみたり

通学するお友達と

一緒に行ってみるのも

春からの本番気分に

備えられますね

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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