雪が積もる赤いミニカー

こんなことも

わたしがしなきゃいけなくて

こんなことすら

あなたはしてもくれなくて

 

それくらいも

わたしが考えなくちゃいけなくて

それすら

あなたは任せっぱなしにして

 

あのときだって

わたしだった

あのときすら

あなたじゃなかった

 

積もり始めた

不満は

まるで雪みたい

 

はじめは

仕方ないねと

笑えていたのに

いつのまにか

ひとりじゃ動かせないくらい

重くのしかかる

 

ひとつひとつは

小さなことだから

「それくらい」って

思っちゃうんですね

 

一緒に

かきだしてみませんか

いつか溶けるさと

春を待つのもいいけれど

その前に

凍えてしまわないうちに

一緒に

下ろしていきましょう

 

心に積もった

砂利混じりの

重い雪を

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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