心理学のひとつ
NLP(神経言語プログラミング)
から
コミュニケーションテクニック
『バックトラック』について
本日はご紹介させていただきます
会話をしていて
相手の反応が良くなったり
行き違いにならないためにも
役立ちます
伝え返し
バックトラックとは
相手の言葉を
伝え返す方法です
伝え返し方のコツは
①事実(言ったこと)を返す
②感情のキーワードを返す
③相手の話を簡単にまとめ直して返す(要約)
ひとつ例をあげてみましょう
~ある関西の夫婦の会話~
妻:今日もあの子体操服の忘れ物してて、先生も連絡帳に書いてるし、昨日は教科書忘れてたし、月曜なんか上靴忘れてるねんで。なんか最近増えてるから心配やわ。
夫:そうなんや。まあ気にせんでもええんちゃう、困るのは自分なんやから
お母さんが
お子さんの忘れ物を心配してて
お父さんは
親が気にしなくてもいいという
ご家庭の会話です
皆さんはどんな印象がありますか
夫の意見が
正しいか否かは置いといて
妻がこの会話を
どう感じるでしょう
先ほどご紹介した3つのコツが
この会話では出ていません
もし
この3つのコツを入れてみると・・
夫:忘れ物が最近えらい増えてて、ママは心配してるんやな
いかがですか
コツ①事実を伝え返す
子どもの忘れ物が増えている
事実を返すことで
相手は話を聴いてくれてると
感じやすくなります
「へぇ」の一言だけでは
受けとめたと
こちらが思っていても
相手は「聴いてくれてるの?」と
不満につながることもあります
コツ②感情のキーワードを伝え返す
妻は「心配」と言っているので
感情のキーワードを返すことで
気持ちを理解してもらえたと
感じてもらいやすくなります
コツ③相手の話を簡単にまとめ直して返す(要約)
まくしたてる妻の話は
不安や怒りなど
強い感情を伴っていると
時系列でなくなることがあります
興奮して
本人も何が言いたかったか
よくわからなくなってしまうことも
時にはあるかもしれませんね
そんなときは
まとめてあげると
相手もクールダウンできたり
より話を聴いてもらえていると
安心しやすくなります
伝え返しの段階で
大切なことは
持論はまだ出さず
相手の言葉を使うことです
まずはしっかり
受けとめてもらえたと
相手に安心していただいてから
ご自身の考えや感情を
伝えてみると
共感や納得してもらいやすくなり
お互いに分かり合える
より良いコミュニケーションを
行えます
家族や友人
職場でも
コミュニケーションに
役立ててみてください
もちろん
言葉だけでなく
表情や目線
声のトーンなど
非言語コミュニケーションも
大切に。。
簡単な「相づち」についてもこちらでご紹介しております⇒過去ブログ『相づち』
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今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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