「好き」じゃなくて「推し」
わが家の子どもにも
「推し」がおりますが
その一喜一憂する度合いが
不思議に感じていました
昨年、産業カウンセラー協会の
会員誌の中に
『推し』の特集記事がありました
ライターである
横川良明さんが記されていたことが
わかりやすかったので
一部ご紹介させていただきますと
「好き」は1対1の関係
「推し」は第三者が含まれる
とのことでした
自分だけが
相手を想う関係性だけでなく
その想いを
誰かに推薦したり
共感したり
繋がったり
グッズの購入やSNS発信など
「推し」のためにできることを
自発的にやる
それが「推す」と
理解されているとありました
わたしは拝読したあと
なんと奥深い!
趣を感じてしまいました
記事の中でも記されていましたが
「信仰に近い、心強い存在」
という表現は
わが子を見ていて
なるほど、と感じました
直接会ったこともない人に
よくもまあそんなに執着できるなと
半ば呆れていた以前の私でしたが
信仰心と重ねてみると
まさに「推しは尊い」は
理解できるようになり
新たな視点や感じ方を
見つけさせていただけました
わが子の様子を見ていて
「推し」を通して
他者の価値観を
学んでいるように
最近は感じます
SNSの中で飛び交う
批判的な言葉
否定する言葉
応援する言葉
喜び合う言葉
慰め合う言葉
どの言葉にも
その言葉を発する人の
大切な感情や
価値観がのっています
そこにまた
その言葉たちを受けとめる
自身の想いや考え方
その話を一緒にしていると
何が大事なのか
何が必要なのか
時には大人よりも
しっかりとした
言葉があり
今では「推し」の話題は
親子の道徳として向き合える
大切な時間のひとつです
(子どもはそんな深く受け止めてませんが・・)
思春期のお子さまとの関係性や
若手の部下との意識相違など
壁やひずみを感じられる方は
『推し』を通して
話しあってみることを
おすすめいたします
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今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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