心の対処を示す緑のハート

ミスが起こりやすい3H

次の3つの頭文字を取り

教えていただいたことがあります

①初めて

②変更

③久しぶり

・初めて行う仕事

・新たに変更された業務

・久しぶりに受け持つ作業など

ミスが起こりそうな状況です

このようなヒューマンエラーは

”対人関係”でも

心の動揺として

起こり得ます

今回は

起こりやすいネガティブ感情と

対処について

考えてみました

名付けて『対人関係3H』

(あ、そのまんま・・)

①初めて会う方

新しい職場や営業先など

知らない相手と会うことは

心に大きな負荷がかかります

・緊張

・不安

・恥ずかしさ

・舞い上がる気持ち

緊張や不安は気づきやすいですが

見落としがちなのは

最後の「舞い上がる気持ち」

頑張りすぎて早口になったり

一方的に

話し過ぎてしまうかもしれません

 

まずは自分を鏡に映して

「だいじょうぶ、落ち着いて」と

唱えていきましょう

緊張を緩めるお守りを

ポケットに入れてみても

いいかもしれませんね

成功をイメージしながら

自分らしい笑顔で

会えるといいですね

②変更(変化)

異動で上司が変わるなど

新旧の変化を比べてしまいませんか

良い形に変化すると

『変更』を肯定的に受け止めれます

・嬉しい、喜び

・感謝

・やる気が起こる

しかし、嫌な変化であれば

・諦め

・意欲低下

・不満、苛立ち

・怒り、恨み

ネガティブな気持ちは

『変更』による悪化だけに限らず

「どうせ何も変わらない」

変化がなくても起こるので

厄介な面もあります

 

気づいていただきたいことは

・他者に依存している自分

・出来事の分別ができていないこと

誰かが自分を良くしてくれると

人に頼り過ぎていませんか

不満を相手の人格として

捉えていませんか

「この人、嫌がらせしてきて嫌い、もう手伝いたくない」

嫌いなのは

その人の全てでなく

その人が与える

作業や言葉かもしれません

事象や行動に分解して

捉えてみると

納得できることや

不満解消につながるものも

見つけられます

③久しぶり

疎遠だったお客様や以前の同僚など

懐かしさに加え

前記の『初めて』『変化』も

起こるかもしれません

記憶どおりであれば

・安心

・落ち着き

記憶があまりなければ

・緊張

・不安

記憶と異なれば

・不信

・不満など

 

ポイントはご自身の中の記憶です

事前に整理しておければいいですね

好ましい思い出もあると

お会いしたときの会話も

スムーズに始めれるかもしれません

 

久しぶりの方には

思い出話と合わせて

新しい情報を

お伝えして差し上げると

新たなつながりが生まれます

 

 

3Hの場面は

『心が動きやすい』

そのことを

意識しておくだけでも

不安など

ネガティブな感情を

和らげることができます

 

ただ

こちらが大丈夫と思えても

相手の反応は

異なるかもしれません

そんな状況も想定し

受け容れながら

新たな人間関係を

築けるといいですね

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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