考え方の違い
視点の違い
感情の違い

お互いに違うことで
言い合いになったり
許せないことが出てきます

他者に限らず
親子であってもそれは同じ

特に親子の場合
お子様の成長変化に対し
親が受けとめきれていない場合があります

思春期や青年期に入るお子様は
親からすると
時には「大人」
時には「子ども」

わが家でも
いっちょ前な発言をする子どもたちが
「大人」に思えて感心しますが
それが自分と異なる方向の場合
私の中で「子ども」になり
「まだ自立もできていないのに生意気な!」
と不満や苛立ちを感じることもあります

以前は
自分が『上下』で
子どもを捉えているなと思いました

下に見ていた自分に気づくと
縦の上下関係を倒し
前後の関係に見直します

後ろを歩いていたわが子が
自分と並びだし
そこには安心や喜びがあったけれど
今度は前を歩きだす
しかもそれは
『斜め前』

なんで私が見えている前じゃないの!
どうしてそんな方向を選ぼうとするの?

自分が思う通りでないことへの
不満なのですよね

そう気づくと
思い通りにならないじゃないかと
駄々をこねる私のほうが
よっぽど子どもなのかもしれない
と、思えます

まずは
自分がどの位置から
子どもを捉えているか確認してみると
落ち着いて客観的に
相手の意見も聴けるようになります

子ども側の
理由や気もちをしっかり受けとめながら
大人・親側の気もちも伝えていくことが
大切ですよね

どうせ別々の方向であっても
「もう知らん!」と
お互いにプイと向いて進むよりも
相手の道も応援してあげる気もちで
お互いに進んでいけるといいな、と
今朝の子どもとのやりとりで
改めて感じました

視点が異なる人形

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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