プロフェッショナルの姿勢を
いろいろな職場を訪れるなかで
学ばせていただくことがあります

ある総合病院に訪れた際
医師の方が患者さんと接する様子を拝見しました

高齢の女性の患者さんが
声を出しづらそうに話す様子に
椅子を少し近づけ
上半身をやや前のめりにしながら
しっかり目を見て
うんうんと言葉に合わせてうなづきながら
「それはしんどいねえ」
と穏やかな口調で優しく語りかけていました

当たり前のような場面ですが
意外とそうではないこともあります

どしんとのけぞるように座り
デスクの画面にばかり目を向けて
「まあしかたないですね」
と無表情に話す方や

うんうんと聴いてくれるのですが
口早に難しい医療用語を並べられてしまい
質問の余地がなくなるケースなど
時々私も患者として受診に伺う中で
横柄に感じてしまうような医師に
残念ながらお会いすることがあります

多くの患者さんを診ていらっしゃると
時間の問題もあり
早く次の患者さんを診ることも
必要なことなのですよね

だからこそ
安心を与えてあげることって
大切なように思います

不安だから
いろいろ尋ねてしまったり
その不安をわかってもらいたくて
一生懸命説明が長くなってしまったり
患者側としても
無意識に
そうなってしまうのかもしれません

このようなコミュニケーション課題は
医療業種に限らず
多くの業界で起こっているように見受けます

特に人手不足からくるサービス低下の問題について
様々な職場でご相談を伺うことがあります

ひとりあたりの労働量が増え
かつ
単純な作業だけでなく
マルチにこなせないといけなくなる

どの職場も
みんな大変でしんどくて
心に余裕がなくなり
姿勢や態度に
不満や焦りが出てしまう
それが相手のクレームや不安につながり
悪循環の職場環境が生まれてしまいます

当カウンセラーでは
職場環境の改善サポートもいたしております
ハラスメントやメンタルヘルス
人材育成や人材開発など
具体的な課題解決・改善について
まずはご相談から取り組み始めてみませんか

ご一緒に
より良い職場環境と事業発展に向けて
取り組んでまいりましょう

職場へのサポートのご相談は→こちら『事業所・法人の皆様へ』
写真はイメージ画像です。穏やかなお二人の様子が、お見かけした病院の場面に重ねられました。

優しく話を聴く男性スタッフ

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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