先月より母が入院・転院と続き
私個人の心も落ち着かない日が続いております

もともと言い合うこともよくあり
「まあ母娘ってそんなものじゃない」
と知人には言われたりしていましたが

先月から
病院の母より
ちょっとした頼み事の連絡が
日々頻繁にあり
その都度振り回されているように感じ始め
母を心配し、思いやる余裕が減り
迷惑な気もちや疲労感にとらわれていく自分を
感じておりました

「要るものはまとめて言ってよ!」
「口頭で一気に言うんじゃなく、LINEやメモの写メを送ってよ!」

母への言葉にも
不満や不快が現れることが増えていることに気づき
昨日は入浴時間に
ゆっくり自己分析をしてみました

わたしの価値観の中には
・家族、特に娘として世話をすることは当たり前
・人に頼むときは相手の状況も考えて依頼するべき
・頼まれごとは早く応じることが大切
・予定計画は守るもの
といったものがあること

またさらに認知として見ると
次のような推論の誤りが考えられる
・すべき思考(こうあるべきだと強く思い込みプレッシャーを与える)
 →娘は世話をすべき、予定は守らないといけない
・感情的決めつけ(相手を先読みしてしまう)
 →母はいつでもいいと言いながら、本当はすぐに欲しいから急げということだ
・一般化のしすぎ(ひとつ良くないとすべてそうと思う)
 

交流分析のエゴグラム状態の問題点として

次の2つが高い
・CP(価値観を押し付ける、責任感が強い、約束を守るなど)
・AC(自分を責める、我慢して不満をもつ、相手に合わせるなど)
相手にも自分にもストレスを与える状態にある

そのために必要なことは
これらを下げる
緩める意識です

今回の私の場合であれば

・私じゃなくても、娘や主人に頼んだってええねん
・母は不安な状態のためこちらを気遣う余裕がないんちゃう
・急いで用意しなくても大丈夫やで
・仕事や家事はもう少し余裕があるときにやればいいものもあるやん

といった言葉を自分にかけることにしました

客観的に自分を俯瞰できると
母への申し訳なさや
次の面会にはしっかり聴いてあげたいな、など
肯定的な考えや想いが浮かぶようになります

カウンセラーであってもひとりの人間なので
時々
今の自分に気づくことや
分析することは大切なことです

今の自分がちょっと好きじゃないな

そう思えるときは
心理学を活用しながら
ご一緒にメンテナンスしてみませんか

気づきの光がさすように光を浴びる6月の花

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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