腕に光る汗は働く証

働くと”汗”をかく

ずっと、社内勤務が長かった私は、
夏は空調の効いた室内で働いていたので、
”汗”が だくだく流れる ということはありませんでした。

昨日、奈良は35℃を超え、
陽が沈みだしても まとわりつく空気は「もわっ~」としていました。

クーラー設置に、業者の方が夕刻来訪されました。

私より若いその方は
真っ黒に焼けた、腕や首筋、顔に
びっしょり汗をかいていらっしゃいました。

この時分、マスクをしっかり付けて
汗を拭うこともなく、ご説明いただき、
「遅い時間で勝手申しました」と、お詫びの言葉を下さいました。

当初販売店で決めた以上に、
複雑な設置になってしまったものの、
「大丈夫です」と、いろいろ確認いただき、
設置終了まで所要時間、2時間ちょっと。

追加料金の支払い時、
「想定よりだいぶ時間をかけてしまったので、お代金は結構です」
と、すっかり暗くなった中、そのまま帰って行かれました。

私には、びっくりすることでしたが、
仕事って何だろうと
とても考えさせられました。

いろんな仕事があるけれど
対価をいただくその真価を
大切に忘れず持っていることが
プロなのだと
教えていただいた気持ちです。

これまで様々なセミナーを座学で受講していますが、
現場の実践者の姿は
何より素晴らしい講師であり、胸に届きます

「今日は学ばせていただきました」
「ありがとうございました」

帰って行かれる その車のバックライトを
お見送りしながら
心の中で繰り返しました。。

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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