あの夏の君たち
学生時代
所属していた 子どもボランティア部の活動で
海が とてもきれいな 小さな街を
訪れた
真っ黒に焼けた 20人ほどの子どもたち
3歳から 中学生まで
男の子も 女の子も
日差しよりも まぶしく
ひまわりよりも 明るく
満点の星空よりも 賑やかで
そこは いつもと違う世界
一緒に 大声で走り回る 自分まで
違う人間みたい
過ごした10日間
こころの中の かさぶたが
膝小僧の かさぶたと 一緒に はがれていった
20年の時間を超えて
あの頃より
伸ばす腕も 空に近くなったかな
あの夏の君たち
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今日もご覧いただきありがとうございました。
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