才能がある人
天才と呼ばれる人
そのような方だからこその
「苦悩」は
どの時代にもあるかもしれません
今日は
落語家❝立川談慶❝さんがされた
「才能」にまつわる
興味深いお話を
ご紹介いたします
「パンチ力のあるボクサーは拳を痛めやすい」
そのお話を聞かれ
「ボクサーにとって最強の強みであるはずなのに、
そこに付随するマイナス要素が確実に我が身に返る。
この循環は全ての事柄にあてはまる」
と思われたそうです
「得てしてセンスある切り口は、我が身を切る凶器にもなりがち」
秀でるがゆえに
秀ですぎるものを抱える不幸を述べられ
「才能とは、社会性という枠の中でこそ発揮されるべきものではないか」
と仮説を唱えられています
「社会の枠を切り刻むほどの、天才すぎる個性は求められていない」
まな板まで真っ二つにする包丁が求められていないということ
SNSでも
面白すぎる書き込みは炎上しやすくなる
など
「世間全体が
”圧倒的なズバ抜け感”ではなく
”しみじみ系のほどほど感”を
求めているかもしれない」
そして
次のようにお話されておりました
「社会という枠に迎合して活動の幅を狭めるイメージではなく、
向こう側からどんなフレームで切り取られても、
自分の主張をきちんと織り交ぜてゆくような感覚。」
「社会を
『制約が要請される限定の場』
としてマイナス面から見つめるか、
『自分の個性を描くキャンバス』
としてプラスに捉えるか」
「自分のキャンバスは目の前にある。
それは社会が決めてくれる。」
お話を拝読し
改めて「才能」や「個性」について
考えてみました
「才能」がないと思っていても
それは周囲が見つけてくれることが
あるかもしれません
「個性」があると思っていても
それは周囲にはに不快に映ることが
あるかもしれません
驚くような
すごいことができなくても
自分ができることを
できると信じて
毎日を周囲を大切に
コツコツと積み重ねれば
それを「才能」「個性」と
認めてくださる方は
きっといらっしゃるのだと思います
カウンセリングも
そのなかのひとつの気づきとして
相談者の方に
感じていただけるよう
寄り添わせていただきます
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今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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