お互いを尊重しあう親友

ライフポジション(人生態度)とは、自分が普段、他者との交流の中で、どの立場にいることが多いかを、

OK(肯定的)/NOT(否定的)

2つの基本的姿勢をもとに、4つの立場に分類する『交流分析』の考え方です

OK(肯定的)⇔ NOT(否定的)とは、次のような価値観や感じ方があります

・存在価値がある⇔存在価値がない
・信頼されている⇔不信感がある
・安心できる⇔不安がいっぱい
・楽しい⇔つまらない
などなど

 

①第1の立場
(自分はOK、相手もOK)
自他の調和・共存(健康的な立場)

自他ともに
・認めることが出来る
・褒めることが出来る
・尊重しあえる平和主義
などです

②第2の立場
(自分はOKでない、相手はOK)
交流の回避(憂鬱な立場)

・自信がなく、他人がよく見える
・失敗が怖くて、他人に任せがち
・自己評価が低く、劣等感を抱く
他者に依存してしまいやすい傾向があります

③第3の立場
(自分はOK、相手はOKでない)
他人の排除(偏執・妄想的立場)

・相手のミスを批判する
・自分に意見を押し通す
・自己愛が強い
他者を低く評価してしまいやすいです
(過保護なケースもこの立場)

④第4の立場
(自分はOKでなく、相手もOKでない)
拒絶・閉鎖(不毛な立場)

・何も信用できない
・悪い方向に考えやすい
・ひとりで閉じこもるなど
放棄や絶望しやすい状態です

 

「第1の立場」でいる時間が増えるほうが、人生は楽しみやすいですよね

他の立場にいるという方は、次のことを意識して、行動してみてください

◎「第2の立場」が多い方
自分の良い面を見つけ、自信をもつこと
・積極的に周囲と協力して、結果を生む

◎「第3の立場」が多い方
周囲の意見を素直に聞いてみる
・自分を謙虚に捉え、相手の意見を受け入れる

◎第4の立場」が多い方
自分のしてることが、誰かの役に立っていると気づく
・自分を勇気づける

いろんな出来事に、
不安や憂鬱を感じたり、
苛立ちや絶望を抱くこともあります

なるべく感情で反応してしまう前に、
客観的に捉えるように
まずはひとつ深呼吸をして
取り組んでみてくださいね

 

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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