心に効くお薬

心に不調が起こると、体に不調が生じることはよくあります

・眠れない

・食べることができない

・だるい

・頭など体に痛みを感じる、など

 

様々な原因は考えられるので、症状がひどかったり、長く続く場合は、病院を受診されることが望ましいです

それに加え、心へのケア・処方箋として、次のようなアプローチ(短期療法)を、カウンセリングで行うことがあります

 

1)いいことを広げる

不調の毎日の中でも、症状が少しマシな日・時間がある場合、良い時にやっていることなどを増やします

Ex)通勤(学)前、頭痛がひどい→家族と過ごす休日は起こらない

・朝、家族との会話を増やす

・話題を休日に関わることを増やす(次の休みの予定など)

良い循環を広げることで、意識的に切り替えていきます

 

2)対処をやめる

特にいい時が浮かばない場合、その症状への対処をやめる(変える)

Ex)もの忘れがひどく不安→なるべく忘れないようにメモをとる

・週1日、わざと意識的に忘れる日を作る

・わざと忘れたか、無意識に忘れたかを家族に当ててもらう

無意識に生じてしまう予期不安を意識化し、症状の前に循環を断ち切るものです

いろんな気持ちの観葉植物

❝内服薬❝が「体」の機能にアプローチをする

❝カウンセリング❝が「心」の機能にアプローチをする

どちらも症状緩和に向けて行うアプローチです

その人の持つ力を信じ、自らの力で治っていただくことを目指します

カウンセリングを通して

・自分の力を見つける

・力を強める

・新しい強みの力を見いだす

⇒症状を緩和・再発防止・新しいステップへ進む

相談者様が、生きやすい生き方のお手伝いをしてまいります

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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