皆さんは
何かをもらったりすると
「お返ししないと・・」
と思うことはありませんか
心理学のひとつに
「返報性の原理」
というものがあります
社会心理学者のチャルディーニは
この「返報性の原理」には４種類あると言っています
①好意の返報性
自分が好意を見せれば、相手も好意を示してくれる
②悪意の返報性
自分が悪意を持てば、相手も悪意を持ちやすくなる
③譲歩の返報性
自分が譲歩すれば、相手も譲歩してくれる
④自己開示の返報性
自分がオープンな態度であれば、相手も自己開示してくれる
この心理作用は
多くの企業でも
ビジネステクニックとして活用されています
有名なものは『試食』
無償で商品を提供されると
「買わないと悪いかも」
お返しをしたい気持ちになり
購買心理が起こります
これは「返報性の原理」が
働いていると考えます
モノだけではなく
言葉や笑顔も同じことが言えます
「ありがとう」と言われると
「どういたしまして」と返す
笑顔で話しかけられると
笑顔で返事をする
プレッシャーを与え過ぎず
見返りを期待しすぎず
日々の中で
「返報性の原理」を
上手に活用してみてください
お互いに気持ちのいい「お返し」が
もらえるかもしれません
投稿者プロフィール
- くれたけ心理相談室（生駒支部）心理カウンセラー
-
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