束ね縛られたチューリップ

恋人や夫婦

親子や友達

相手との関係が

より近く

より深く

進んでいく中で

求めるものが

変化していくことがあります

 

もっと一緒にいたい

もっと言葉が欲しい

もっと

もっと・・

 

そのうち

相手への否定が

生まれていきます

○○に行ってほしくない

○○と話してほしくない

~しないで・・

~だけをして・・

 

やがて

否定が強まりすぎると

命令ともなりうる

○○はするな

△△をしろ

 

もしかすると

その言葉の奥には

寂しい思いや

孤独への不安が

積もっているのかもしれません

そして

同じように

受けいれている側にも

積もっているのかもしれません

 

いつのまにか

お互いをつなぐ糸は

温かさが冷たく

柔らかさがきつく

心地よさが重く感じるような

鎖に変わってしまうことがあります

 

それは

固い絆と

呼んでいるかもしれないけれど

「絆」の糸へんは

「鎖」の金へんに変わっていませんか

 

もし今

かける言葉に

命令や否定が多く増えているのなら

かけられる言葉に

受け入れる以外を返せないのなら

最近のお互いの言葉を

拾いだしてみてください

 

その言葉の向こうには

どんな気持ちが

感じられますか

 

その言葉の中に

安心は感じられますか

 

安心の言葉は

相手へだけでなく

発する自分にも

魔法をかけてくれます

 

 

「大丈夫、ちゃんと待ってるよ」

「大丈夫、すぐに戻ってくるよ」

 

「今日、こんなあなたとのことを思い出したよ」

「今日、あなたとこんなことをしたいと思いついたよ」

 

今日から

安心の言葉を

ひとつでも多く

交し合ってみてください

 

あなたの安心は

相手にも安心を

感じてもらえます

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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