悲しみを支えあう重ねた手

また会える

誰でもみんな

別れを言い合う時は

そう信じてやみません

 

そのうち

いつか

近々

きっと

必ず

 

また会える

 

 

もう二度と

会えないのだと

風の便りが届き

初めて

愕然と

空を仰ぐ

 

 

「いつかそのうち」は

もう二度と来ない

 

そんなことも

あるということを

私たちは

突然

思いがけず

気づかされます

 

鋭く

重く

詰まるような

痛みを伴いながら

気づかされます

 

 

どうか

そんな痛みを

感じた時は

胸に手を当て

優しく

撫でてあげてください

 

深い悲しみも

絶望の苦しみも

一緒に温かくなるよう

撫でてあげてください

 

ひとりの手で

足りない時は

私も

みんなも

手を伸ばしますから

 

ゆっくり

優しく

手を重ねて

撫でていきましょうね

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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もう二度と” に対して2件のコメントがあります。

  1. KANATA より:

    おはよう御座います。「もう二度と、、」幾度とそういう時間を通り過ぎて、またはあえて通り過ぎたと自分に言い聞かせてきてるのも解っています。「その時が、、」難しい、あと一歩が難しいと今でも想う、これからも。

    1. 古坂禄子カウンセラー 古坂禄子 より:

      KANATA様
      おはようございます。コメントありがとうございます。何度も通り過ぎられ、それでもあと一歩が難しい、悲痛のような気持ちを抱えられていらっしゃるのですね。おひとりで抱えたままの苦しみであれば、周りに支えていただくことも、必要かもしれませんね。カウンセリングもその支えのひとつにあることを、お心に留めていただければ幸いです。今の難しいお気持ちが、少しでも和らぐ時が訪れますように。

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