ゲームに夢中な男の子

ひとつのことに熱中しだすと

周りが見えない

 

時々

園児や児童の

お子さまのご相談を

聴かせていただくことがあります

 

集中力がとてもあってすごい!

と捉えるか

周囲の空気が読めない

と捉えるか

それぞれですよね

 

私自身は

飽き性なので

ひとつのことを

長くやり続けるとか

最後までやり遂げるって

素晴らしい才能だなあと

感心します

 

と言いつつ

昔はうちの子も

パズルや折り紙

付録の模型づくりとか

熱中する背中に

「いい加減、早くお風呂入ってよ・・」

とブツブツ言ってました

 

私は自分が手先が

不器用なため

なおさら

工作的なものは

”つまらないこと”

と位置付けてしまっていたのも

理由のひとつです

 

ただ

場面によっては

中断させて

やらなきゃいけないことを

親としては

教える必要もありますよね

 

せっかく楽しんで

夢中なところを

大人に口を挟まれると

小さなお子さまでも

反発心は生まれます

 

いきなり

「はい、もうここでおしまいね」

と切り上げてしまう

ましてや

こんなん、あとでもええやん」

なんて

そのものを否定してしまうと

子どもには

「ママ、うるさいねん!!」

と雑音にとられ

逆切れに・・

さらにこっちも

「何がうるさいって?!」

と臨戦態勢へ・・

 

とまあ

こういう日常茶飯事は

どこも同じかもしれませんね

 

 

そこで大人側の作戦

『ポジティブ大作戦』

 

「うわあ!ここまでできたの?!」

「よく頑張ったね!」

頑張っていることを

しっかり肯定し受け止める

 

「難しいのにすごい!びっくりしたわ」

「完成が楽しみやなあ!」

と感情の言葉も入れてみると

お子さまにも

「せやろ!」と

スムーズに

聴き入れやすくなります

 

その流れで

「お風呂入りながら、話聴かせてほしいな」

「お片付けしながら、次どうやるんか教えてよ」

など

やってほしい行動に

つなげてみると

意外にあっさりと

乗ってきてくれることもありました

 

イライラな状態も

ウキウキな言葉で

あえて変えてみると

スムーズに進むことって

意外と多いかもしれないですね

 

言うことをきかないお子様に

悩まれるときは

あえてポジティブに

親から入っていくこと

一度お試しください

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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