いい子?悪い子?普通の子?

 

子どもたちが小学生の頃

苦手なお友だちの理由のひとつに

「いい子ぶってるから」

という言葉が出てきました

 

先生やお母さんの前と

子どもたち同士の場では

態度や言葉が違うというお友だち

 

うちの子からすると

そのお友だちは

『うそつき』に

見えていたのかもしれません

本当の自分ではないニセモノの自分

そういう姿が

嫌だったり

不愉快だったり

悪者のように映っていたのでしょうね

 

だけど

多かれ少なかれ

うちの子たちも

どんな子にも

そんな姿は

あるように思います

 

おじいちゃんの前とママの前

お友だちがいる前と兄弟姉妹だけの前

 

いい子スイッチ

悪い子スイッチ

普通の子スイッチ

嘘スイッチ

本当スイッチ

おこりんぼスイッチ

泣き虫スイッチ

 

いろんなスイッチを

切り替えることは

コミュニケーションを

学んでいる証でもあります

 

 

大人だって

『いい人』に思われたい

それは誰でも自然と思うこと

 

いい子ぶってもいい

いい人ぶってもいい

 

職人さんも

営業マンも

素敵な先輩や師匠の

マネをして学びます

そのマネが本気になったとき

見た目や技術だけでなく

その想いや志を

受け継いでいかれます

 

いい子になろう

いい人になろうと

マネをしたり

フリをするうちに

本当のいい子、いい人に

なっていくことだって

あると思うのです

 

この歳になっても

まだまだフリだけだな

足らないなと

反省することだって

あるかもしれませんが

その積み重ねが

本気のフリに変わっていくはず

 

 

うちの子も

まだまだ

「いい子ぶる」ことは

今でも

『うそつき』に感じるようで

へたっぴにも見えますが

これから先

様々な場面で

素敵な方と

出会い

過ごす時間が増える中で

成長する過程として

いい子ぶることも

教えられながら

本気の素敵ないい人に

なってもらいたいです

どんな子もみんないい子になれる

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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