叱ったあとの子どもへの接し方について
ご相談をいただくことがあります
今日はわが家の子育てアルバムより
上の子5歳児の頃のエピソードを
ご紹介いたします

ある夜のお風呂事件のお話しです
その日
保育園から帰宅後
子どもたちが絵本の取り合いでケンカ
そこから
妹(当時3歳児)は根に持っていて
お風呂でも意地悪をしたのです

上のお姉ちゃんが
「もぐれるで~」
と私に見せてくれようとすると
下の子がこちょこちょしたり
ちょっと意地悪をしたのです

それに怒ったお姉ちゃん・・

まだ水に顔もつけられない妹の頭を押さえて
お湯につけようとしました

慌てて私も叱りながらやめさせると
大泣き・・

普段はケンカをしても
手を出すのは妹で
お姉ちゃんは口で言うタイプなのですが
珍しく過激な行為

その場で
妹ちゃんへ意地悪について注意し
お姉ちゃんを抱っこしてやりながら
3人で危険について話をしました

溺れると息ができなくなり
息ができないと
心臓も頭(脳)も止まってしまい
死んでしまうこと

そのことについて
子どもたちは
「苦しいやろな」
「怖いと思う」
と3,5歳児なりに
それぞれ考えてくれ
お互いにごめんなさいと仲直り

そのあとは
再びお姉ちゃんは
鼻をつまみながら
お湯にぷかりと浮かんでみせてくれ
妹ちゃんも
「やってみる!」と鼻はつまむものの
結局顔もつけれず
「まだたいようぐみさん(3歳児クラス)やから無理やわ」
とさっさと諦める姿に
笑わせてもらいました

大人は
時には厳しく叱ることはあります
その心の奥には
子どもたちを守りたいから
子どもたちが大好きだから

そこがあれば
子どもは必ずわかってくれようとします

もしも厳しく叱ったあとに
後ろめたさや申し訳なさを感じたときは
もう一度
心の奥の気もちを
お子さまに伝えてあげてみてください
きっとわかってくれると思いますよ

折り紙で楽しく遊ぶ幼児の手

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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