人と話す中で
苦手だなとか
嫌な気持ちになることはありませんか?
交流分析ではこれを
『ゲームをしている』と言います
(以前ご紹介した<時間の構造化>の中でも少し触れております)
※ご参考ブログ「過ごし方」
『ゲーム』と言われると
楽しい遊びのイメージを持ちがちですが
ここでは 不快感が残るようなやりとりのことを言います
例えば
A:ちょっと運動不足で、最近体重が増えて悩んでるねん・・。
B:そうなん?じゃあ、ランニング始めてみれば?
A:でも、走るのは苦手やから・・
B:そっか・・。じゃあウォーキングいいんちゃう?
A:う~ん・・。なんか一人やと挫けそう・・。
B:・・じゃあ、ジムに通う?私も行ってるし。
A:そうやな~・・。でもお金かかるしなあ・・。
B:それなら、家で筋トレすればええやん。
このAさんとBさんのやりとりが 『ゲーム』のひとつです
タイトルもあって
『はい、でもゲーム』です
(Yes,Butなど呼称は他にもあります)
ゲームには
❝仕掛ける人❝ と ❝乗る人❝ が存在し
表面的には相補的なやりとりですが
裏の交流が存在します
例えでは
❝仕掛ける人❝ はAさん
❝乗る人❝ はBさんです
二人はAさんの運動不足解消を相談しているようにみえますが
Aさんは裏では
「どうせ私には無理やからあかんと思ってるやろ」
Bさんは
「疲れるな・・。せっかく言ってもやる気ないんやろ」
というやりとりが考えられます
そのため お互いに
「もうええわ」で 疲れて終わることが多くなります
ゲームは意識的にも無意識的にもおこなわれるため
当事者は気づきにくくなります
だから 不愉快になりがちなやりとりには
自分で注意しておき これがゲームかもしれないと意識することが大切です
ゲームをやめるためには
・そもそもゲームに乗らない
(客観的に受け応えて済ませる)
Bさん「運動不足なら、どんな運動ならできると考えてるの?」
・ゲームを中断する
(いつもの返し方をしない)
Bさん「何がいいんかまた考えておくわ」(と、席を外す)など
ゲームは他にもいろいろあります
(また今後ご紹介させていただきます)
なぜかいつもこの人と話すのは気が重いとか
この打ち合わせはいつも空気が良くないとか
それは ゲームが行われているかもしれません
自分が仕掛けたり 仕掛けられたりされないよう
ゲームに気づき 対策してみてくださいね
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今日もご覧いただきありがとうございました。
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