自分でとる人生の舵取り

今月のお題のひとつ『カウンセラーで良かったこと、嬉しかったこと』について、お答えさせていただきます。

船出の立ち会い

カウンセラーとして

嬉しかったことは

何よりも

ご相談者様が

笑顔へ変化された瞬間です

それは

ご自身で舵を取り

進まれていく瞬間に

立ち会えていることでもあります

 

お会いした時

緊張でこわばったお顔

悲しみに沈んだお顔

不満から歪んだお顔

 

うつむいたり

目線を落としたり

下を向く姿勢や表情が

カウンセリングの中で

様々なことに

気づかれ

納得され

発見されていくうちに

お顔が上がり

胸が上がっていく

 

「確かに自分もそう感じていたのかも」

「相手との違いを理解できていませんでした」

「ずっと溜まっていたものが吐き出せました」

 

言葉と合わせて

向けてくださるお顔は

重荷をおろした清々しさや

光をみつけた歓喜など

明らかに

受けていただく前と比べ

ご様子が変わられたとき

ご相談者様と同じくらい

私も

喜びや安堵に

満たされます

 

それは決して

私が何か指示をして

変わるものではなく

ご相談者様自身の持っている力で

変わっていかれます

 

わたしの心持ちは

親に近い気持ちに似ています

信じ

見守り続けた先にある

与えてもらえる

想像以上の喜びです

 

人は

こうなってほしい

と相手に思うほど

自分が先に立って導きます

リーダーを任されている方には

お仕事として

必要なスキルでもあります

 

カウンセラーの私は

リーダーでも

開発者でも

「先生」と呼ばれる

指導者でもなく

サポーターのような

そして親や家族のような

存在でありたいと

思っております

 

その方の力を

信じて

発揮してもらうための応援を

これからも

おひとりずつの人生に

寄り添いながら

丁寧に

応援させていただきます

 

まだ笑顔が見つけられない方も

再び笑顔を失いかけている方も

今も

これからも

必ず笑顔は見つけられます

 

そして

新たな人生の航路に向けて

舵をとり

進んでいけます

その力と権利は

誰もが持っているものだから

 

カウンセラーの私は

そんな方を応援するため

今日もここにいます

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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