その言葉は
どんな影響に変わるでしょう

「しっかり」
「ちゃんと」
「~のために」

普段お子さまへ話す言葉の中に
それぞれの想いもあれば
特に意識せずかけているものも
あるかもしれません

子は親の背中を見て育つ
とも言われますが
わたしは
子は親の言葉を聴いて育つ
とも思います

「なんで~なの」
「どうして~したの」

私の場合は
ふり返ると理由や意味を尋ねる言葉が
多いように思います

良く捉えれば
子どもの意見や気もちを
聴こうとする姿勢ともいえますが
時にはそれが
自由を奪っているのではないかと
今は感じることもあります

ただやってみたいから
とりあえず楽しそうだったから

無邪気に子どもたちは
簡単に答えるのですが
「ああ、そっか」
で終わらない自分がいたことが思い出されます

職場でも
ミスをする同僚や後輩へ
直接的な言葉で責めているつもりはなくても
「なんで?どうして?」と
重ねて尋ねていると
いつしか詰問に捉えられていたかもしれません

私からすると
わかってほしい、考えてもらいたい
その先に
ステップアップする姿があるはずだから
と、私のフレームから
理想や期待を
押し付けていたのかもしれません

最近
改めて自分の言葉の出し方について
ふり返る機会があり
今週はずっと自分を見直しております

自己主張ではないとしても
答えの押し売りになっていないかな

家族や周囲から返される率直な答え
「ああ、そっか」
そのあとすぐに尋ね返す前に
まずはその答えについて
ゆっくり自分の中で
噛みしめながら
相手を感じてみたいと思います

秋の公園を散歩する父子

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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