それぞれのボール

「ストローク」 という 言葉は
テニスで 聞いたことある方も
多いと思います

カウンセリング理論の ひとつ
『交流分析』 という 心理学では
相手や自分の 存在を認める 言葉や働きかけのことを
「ストローク」と言います

このストロークは
肯定的(プラス)と否定的(マイナス)の
ふたつのメッセージがあります

例えば
プラスのストロークには
・抱きしめる(身体的)
・挨拶する(言語的)
・成績良かったら買ってあげる(条件付き)
・誰がどう言ってもあなたが好き(無条件)
マイナスのストロークには
・仕事を与えない(身体的)
・にらみつける(非言語的)
・うそをつく人は嫌い(条件付き)
・あなたなんか産まれてこなければよかった(無条件)
など 相手に対し発信される、さまざまなストロークがあります

そして このストロークは
自分(発信側)によって決まるのではなく
相手(受け手側)によって決まります

自分は 嫌いなつもりはなくても
相手には 嫌われていると 思われてしまう
それは このストロークのやりとりが
自分の意図と 異なって 受け止められているのです

みんな誰でも
相手からは プラスのストロークを
もらいたいものです

最近 人から どんなストロークを 受け取りましたか?

他者だけでなく
自分で自分に ストロークをあげることも必要です
謙遜することが多いと思われる方
(褒められても、大したことないですと、言っちゃう人など)
もっと 自分を 褒めてあげてください
もっと 自分を ねぎらってあげてください

<自分へのプラスのストローク>
鏡を見ながら 「今日もよく頑張ったね」と言ってあげてください(言語的)
腕で 自分を 抱きしめちゃって みてください(身体的)
ご褒美に 美味しいもの 食べてください(条件付き)
ここに いるだけで 私は いいんだよ(無条件)

人から もらってうれしい ストロークは
自分で してあげてもいいんです
そしてまた 周りの人に あげてくださいね。。。

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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