優しい気持ちをお互いに感じるボランティアの心

今日は地域がらみのお話から

ご紹介させていただきます

 

毎週通っている生駒市の手話講座

手話以外にも

聴覚障がい者について

学ぶ時間を設けてくださっています

 

先日受けた内容は

『ボランティア』でした

 

昨今は

様々なボランティア活動が

あちこちでも行われており

「ボランティア」という言葉を

聞いたことがない方は

いらっしゃらないくらいかもしれません

 

講師の方が

「ボランティアをされたことがある方いらっしゃいますか?」

と尋ねられ

すぐにこれといった活動が

思いつかなかったのですが

「地域の清掃活動だって、PTAで集めるベルマークだってボランティアなんですよ」

と仰っていただき

ああ、そうかと思いました

 

『〇〇ボランティア活動』と

銘打っていなくとも

日常の些細な中に

相手や周囲を思いやり

何かのお役立ちに

行う活動は

どれも

立派なボランティア活動ですよね

 

講師のお話で印象的だったのは

「できることをやればいい、無理をすることはない。でも無責任はダメですよ」

たくさんする必要もないし

必ずしないといけないと思う必要もない

できることを

細く長く続けてほしい

そのお話は

当たり前のようですが

何十年も続けている人は

少ないのかもしれません

 

もうひとつ納得したことは

「謙虚になってください。”してあげる”は迷惑になっていることがあります」

手話表現で

「ボランティア」の単語は

昔は

「奉仕」という手話をしたあと

「あげる」という手話を出していたそうです

今は

両手で「歩く」と表し

共に歩むという意味を

表しているそうです

”あげる”人 と ”もらう”人

活動の中では

もしかすると

同等関係とは

感じづらい内容も

時にはありますね

 

人は慣れてくると

お互いに

当たり前となり

いつの間にか

無理をしあうことや

上下関係を感じることは

いろんな場面でもありますよね

 

活動の中で

自分も

学ばせてもらう

気づかせてもらう

これは

ボランティア活動だけでなく

様々な人との場面でも

大切なことなのだと

今回受講で学ばせていただきました

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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