わが家には

大学生と高校生の

ふたりがおります

 

普段は

お互いに

動く時間が異なるので

外出はもちろん

各自の部屋で過ごすことも多く

食事時にしか

並ぶことはないものの

その時間もマチマチだったり

一方は動画を観て

一方はテレビを観ており

会話しあう姿を

私もあまり見かけません

 

そんなふたりは

仲が悪いわけでもなく

持ち物の貸し借りも

暗黙の了解でされていたり

お土産やお菓子は

相手の分も

置いてあげたりと

気遣いも感じられます

 

そんなふたりを連れて

ショッピングに出かけると

街中では

楽しそうにしゃべりながら

並んで歩きます

 

私がたまに会話に入ると

「どうせそれ、知らんやろ」

と、つまはじきになることも

しばしば・・

 

旅先では

さらにその関係は

強く感じられます

見知らぬ土地では

テンションが上がるせいも

あるかもしれませんね

 

 

これは

兄弟姉妹に限らず

友達同士でも

あるかもしれません

 

遠足や修学旅行など

普段と異なる環境になると

日頃はあまり話さない同級生にも

話しかけやすかったり

話題がいろいろ出てきたり

お互いに新しい姿を

知るのかもしれません

 

苦手な子

嫌いな子

簡単にその距離が

縮まらないことだって

ありますが

そこも受けとめた上で

何か新しい一面も

見出せるかもしれません

 

わたしもよくうちの子には

仲良しの子と

苦手な子の

両方について

尋ねていました

 

それが良いとか

悪いだけでなく

「どうしてそう感じるのか」

親が一緒に向き合うことで

子どもも気づいていくことも

あるように思います

 

わが家の子どもたちも

時々ふたりで

ひそひそ話しながら

大人を見て

笑っていることも

あります

 

子どもにしか

気づかない

大人のいろんな面も

きっとあるんでしょうね

ビーチで寝転がる仲良し姉妹

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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