ママチャリと私

むか～し、むかし（１３年ほど前ですが・・）
保育園の送迎を　自転車で　行っていました
前の席に下の子（2歳）、後ろの席に上の子（4歳）を乗せ、
毎朝1番の7時前に、保育園の前に到着

前からは　叫び泣く声・・・
後ろからは　ご機嫌の歌声♪
賑やかな　自転車通園の私たち

駅に向かう　サラリーマンの方が
時々　こちらに　微笑んでくれました

オレンジ色の　自転車は
私の体には　少し大きく　重くて
坂道を　押すときは　なかなかの　重労働

それでも
多忙な朝夕の
私の大切なマイカーでした

今は　自転車に乗れるのだろうか・・と思うくらい
とんと　機会がなくなってしまいました

優しい　陽だまりのような　オレンジ色の自転車を
今朝は　ふと　思い出しました

慌ただしかった　あの時代
時間に追われる　苛立ちと
やるべきだらけの　苦しさと
働く意味への　葛藤と
そして
救われる　瞬間だらけの　安らぎや
これでいいんだって　周りへの感謝と
今より　たくさんの
❝こころの波❝が　あったのかな～

そんな　私の前には
のんきに　スマホを触りながら
時々　今も
ご機嫌に　鼻歌を歌う♪
すくすくと育った高校生　でした。。。