部下を育む

期待していた

もっと頑張ってくれると信じていた

やってもらわないといけなかった

待っても待っても結果は出てこない

 

なぜ

どうして

できるはずじゃないの

やれるでしょ

どうしたいの

 

なんで困らせるの・・・

 

 

仕事の中で

上司は部下育成も必須業務

でも結果が伴わないことには

苛立ちも困惑も出てきます

 

そんなストレスに向き合う方法のひとつをご紹介します

あなたが求める❝部下の仕事ぶり❝を

❝１枚のパズル❝として考えてみてください

 

その完成図はどんな形なのでしょう

ピースは小さい？大きい？

（ひとつずつ取り組みやすい？）

同じ色ばかり？カラフル？

（ひとつの業務？それとも複数兼務？）

 

あなたが今感じている苛立ちや困惑は

完成図にほど遠く

細々としたいくつもの❝仕事ピース❝が散らばり

思うように埋まっていないのかもしれません

・四隅のピースも見つけれていない

・比較的簡易な箇所も埋まっていない、など

さらに、あなたのやり方と異なるやり方をしていると

「え、何でそれから？」と疑問を感じ

「そこからやって間に合うの？」と不安を感じ

「そもそも完成図わかってるの？」と苛立ちを覚えます

だけど

あなたが苛立ち困惑すればするほど

当事者の部下は

さらに不安に陥り自己嫌悪となり

組み立てかけた箇所さえ放棄し

壊してしまうかもしれません

 

あなたには

１日で完成できるパズルかもしれません

でも相手には

途方もなく難関なパズルに見えていることもあるんです

 

それならばまず、１か所だけの完成を目指してみませんか

・隅の１０ピースだけ

（まずは簡易な作業から終わらせる）

・色合いが決まっている箇所だけ

（来月のプロジェクトの骨子案だけ提出を目指す）

・ピースを分ける

（すべてを一度洗い出して整理する）

 

一部分ができると

本人もあなたも

小さな達成感や安心感を持てるかもしれません

 

まずは管理者のあなた自身が

落ち着くこと

 

一度、手を置く

呼吸をして

客観的に全体像もピースも俯瞰する

「ここにこれあるでしょ」と苛立ち指さすのではなく

気持ちを落ち着けて

「この色ごとに集めてみたらどうかな」と提案する

「どこから始めやすい？」と時には意向も聞いてみる

 

まずは１か所の完成を目指しましょう

 

育成という二文字は短い言葉ですが

その取り組みには長い時間を要します

「育つ」のではなく「育む」からです

思うよりも長く忍耐を伴う「育む」は

携わる側の心が折れそうになることだってあります

そんな時は

自分自身が落ち着くことを大切にしてみてください

そして

一緒に考えたり励ましたりしあえる方を

傍に見つけてください

 

カウンセリングが

そのひとつであることを

覚えておいてくだされば嬉しいです。。