不安を感じることもある通勤風景

急に襲ってくる不安からの不調

今日は不安の対処について

ひとつご紹介させていただきます

 

特定の場所や状況に

極度の緊張や恐怖を感じたり

ひどい時は

呼吸が苦しくなったり

頭痛やめまい

震えや吐き気など

体調不良が起こることがあります

 

要因や症状は

人それぞれ異なるため

続くときや

生活に支障を感じる際は

まずは病院受診をおすすめいたします

 

お薬で体調管理もしながら

その原因を考えたり

対策を探す際に

カウンセリングでは

呼吸法や認知行動療法なども用いて

その方に合う改善方法を

ご一緒に探してまいります

 

その中のひとつに

『不安の見える化』を

ご提案させていただくことがあります

 

不安度合いを

0から100、100以上と

数値にしていきます

例えば電車に乗ることに強い不安を感じている方に

家にいる状態から電車に乗ったところまで

行動の流れを思い出していただきます

その流れの中で

不安がどのように変化していくかを

数字にしてみます

 

◎ひとりで乗るバージョン

0:リビングでTVを見ている

10:玄関を出る

20:駅が見える

30:ホームに着く

50:電車が来る

60:扉が開く

80:電車に乗り込む

90:扉が閉まる

100:動き始める

110:特急列車

など、不安の事柄を

細かく行動に分けて考えていきます

イメージしながら

どこまでなら不安は低いか

(誰かと一緒なら大丈夫、短時間なら大丈夫なども含めながら)

不安が低いところから

ご自身に合う対処を練習していきます

(呼吸を整える、温かいものを飲むなど)

 

漠然とした不安も

具体的にイメージしながら

見えるようにすることで

心の落ち着きも取り戻せます

 

焦らず一歩ずつ

心を整えながら

ご一緒に

今よりもより良い日常を

目指していきましょう

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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