『自立』と『自律』

私の子育て方針
・・とまで堅苦しいものでもありませんが
わが子へ教え育む大きな柱として
私の中では
この2つは大きくあります

生後7か月と8か月で
ふたりとも保育園に預け働く際
他者に預けて働くという覚悟を
私自身が持つ必要がありました
そのときからまずは
『自立』について
子どもだけでなく
私自身も一緒に考え歩んできました

「この子ならがんばれる」
「先生や地域の方、家族だって守ってくれる」
わが子と周りを信じることが
容易に考えていたはずなのに
なかなか初めの頃は
不安だらけで
ひとり悶々と悩んだこともありました

そんな私以上に
『自立』がメキメキと育まれていくのは
子どもたちでした

できることが増え
考えることも増え
自己主張も増え
周囲の観察も増え
自分の立場や相手の立場を考えたり
どんな危険や問題があるかも考え
自分なりの対策をとれるようになる

そしてその『自立』が進むにつれ
『自律』が育まれていきます

なぜそれはいけないのか
どうして許せないのか
どんな影響があるのか
何が大切なのか

相手に感じる疑問や不満
そこから気づく
自分への矛盾や無理解

そのことを
周囲からの情報や
親子や友達との話を重ねながら
自分の価値観を創りあげていく

今は大学生と高校生に育ったわが子たち
私からすれば
行動はまだまだ子どもだなって見えますが
時折発する鋭い指摘や
的を得た意見に
大人のほうが言葉を失うこともあります

いろんな子育てや教育があり
家庭、学校、地域など
捉え方も方針も様々です

だからこそ
他者の意見についてだけでなく
自分自身が思う『子育ての意味』について
あらためて
確認してみることも必要だと
最近の子どもとの会話で感じたので
今日はブログに書いてみました

少しずつ成長を感じる小学生

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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