ミスで叱られる怖さ
頑張ったのに理解してもらえない悔しさ
自分じゃダメなのかもしれない無力感

先日ご相談を聴いていて
その方から感じられた気もちです

職場の中で上司からの強い叱責
辞めるかどうか
キャリアのご相談でした

お話を聴きながら
明確にされないその感情を
言葉で伝え返すと
ほろっと涙をこぼされ
そこから状況や出来事について
いろいろと出てきました

話すうちに
ご自身で気づかれていくのは
上司のこと
周りの同僚のこと

その上司は誰にでもそのような態度であること
そもそも上司はどうしてそういう人なのか

頑張る自分を見てくれる同僚がいること
その同僚がどう上司と接しているか、など

まずは
今の自分の感情を
誰かに受けとめてもらうことで
落ち着くことができ
そこから
視点を相手や周囲に
少しずつ向けられるように
なっていかれました

その方ご自身も
上司も
同僚も
みんなそれぞれ
一生懸命なのだと思います

戦わなくちゃと頑張るばかりで
疲れている自分を
受けとめてあげれていないのかもしれません

頑張れている自分がいること
怖さや不安でしんどい自分がいること
ひとつひとつ
受けとめ
抱きしめながら
自分を大切にできたとき
相手や周囲への思いやりもできるのでしょうね

最後に
「もう少し頑張りすぎずに続けてみます」
そう仰っていただけました

自分ひとりでは気づけない気もち
受けとめることができない気もちは
カウンセリングで気づいていただけます
受けとめさせていただきます

ひとりでは見えにくい自分の気もち

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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