大切な家族との海辺の散歩

大切な家族

親子、兄弟姉妹、祖父母
そして「ペット」も
多くの方にとって
大切な家族ではないでしょうか

そんな大切なペットを失った際
容易に受け入れることは
難しいかもしれません

ペットを飼育する慣習は
昔からありますが
「ペットロス」という言葉は
日本では1995年に
初めて新聞記事にされたそうです

ペットの喪失とは
決して
「死」だけではありません

誘拐・失踪・譲渡など
生死不明の別れを経験することも多いです
これを
『曖昧な喪失』と呼ばれています
これは
戻ることを望み
待ち続けてしまうことで
完全に悲しみに浸れず
長期にわたり苦しまれます

また
人の死と異なる点に
『剥奪された悲嘆』があります
これは、周囲から悲嘆への理解が乏しく
孤独の中で喪に服す飼い主の状況です

・ペットが亡くなっても、出勤はしなければいけない

・そんなに落ち込まなくても、また飼えばいいと言われてしまう

など
周りに苦しみを言えなくなってしまう
ということもあります

『ペットロスによる症状』は
様々なものがあります

・落ち着かない、集中できない

・罪悪感が強い、自分はダメな人間と感じる

・睡眠障害、消化器症状

・頭痛、めまい、全身の倦怠感

など
心身ともに起こり
2カ月以上続く方もいらっしゃいます
(多くの場合は2~4カ月頃にかけて回復されるそうです)

 

ペットを
ご家族として迎えていらっしゃる方が
多い現代
人間関係とは異なる
このような精神的問題を
抱えてしまうこともあることを
ペットを飼っていない方でも
知っていただければと
ご紹介いたしました。。

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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