楽になるコツ（TA/交流分析）

最近、次のような傾向はありますか

①やる以上は、きっちり仕上げることが大切（・・修正しすぎて期限までヤバイ）

②仕事も趣味も一生懸命やりたい（・・ずっと忙しいけどあんまり楽しくない）

③相手を尊重してあげたい（・・自分って何だろう）

④弱音をこぼしてる場合じゃない（・・泣きたいけど泣いちゃダメ）

⑤時間は大切、効率よく済ませましょう（・・みんなもサッサとしてほしい）

 

どれも時と場合によりますが

特にこれが強いかなあと

思い当たるものがあるかもしれません

 

これは心理学のTA（交流分析）では、『ドライバー』に当てはめることができます

『ドライバー』とは、自分を駆り立てるメッセージです

何かうまくいかない時や、違和感を感じる時は、この『ドライバー』から駆り立てられる傾向があると考えます

上のケースをご説明すると・・

①完全であれ（Be Perfect）

物事において、正確さや完全を求めがちになってしまいます。こだわりすぎて、仕事がギリギリになったり、人に任せれず自分で抱えてしまうこともあります。また、相手にも完璧を求めがちなところから、細かい人と思われがちなこともあります。

②一生懸命やれ（Try Hard）

なんでも頑張って当然、終われば次の目標をすでに持っていたりします。予定表が詰まっていて、あれこれやり過ぎで中途半端になって不満を感じることもあります。ただひたすら頑張っているだけに見られがちかもしれません

③人を喜ばせよ（Please People）

相手を重んじすぎ、頼まれると断れなかったり、気遣いに疲れてしまうことがあります。頼られてもしんどいし、でも断ることで相手が不快に思うことも考えてしまい、お人よしに思われてしまいます。

④強くあれ（Be Strong）

何でも自分でこなし、普段から人を頼らないので、時には抱え込んでしまうかもしれません。周囲からも「できる人」と言われることで、さらに我慢してひとりでこなそうとしてしまいます。

⑤急げ（Hurry Up）

時間を常に意識していることが多く、何かしながら次のことを考え、言いだしていることもあります。相手にも同じように時間を求めるので、待たされるとイライラしてしまいます。

 

ドライバーが

「いい意味」で働くこともあれば

「悪い意味」で働いてしまうこともあります

 

つい我慢しすぎてしんどくなっていたり

どこか気ぜわしく、焦ってしまったり

イライラするなど

うまくいかないときは

この『ドライバー』が

反応していて

時には複数反応していることもあります

 

①なら、「たまにミスだっていい」

②なら、「そんなに頑張らなくてもまあいっか」

③なら、「もっと自分が楽でいいんだよ」

④なら、「しんどいって言って大丈夫」

⑤なら、「ゆっくり、ぼちぼちいこう」

こんなふうに

少し心にしんどさを感じていれば

ちょっと自分を許してあげることも

大切なことです

 

どれが良いとか悪いではなく

状況に合わせ

強めたり弱めたり

コントロールしていくことが

楽しく生きるコツですね(*^^*)