12月

食卓にお鍋が出てきたり

忘年会やクリスマス会など

ごちそうで食卓も楽しい季節ですね

 

そんな時期の

わが家の子育てアルバムより

今日は2歳児のエピソードを

ご紹介いたします

 

なんでもパクパク

好き嫌いなく食べる上の子とちがって

好き嫌いが多かった下の子

毎日夕食を残す日が続き

考えたわたしの作戦は

『ごはんを5回残したらおばけのところへ行くよカード』

(長ったらしいネーミング・・)

 

そうです

その名のまんま

5回残したら

オバケのところへ連れて行かれてしまうのです

 

夏休みのラジオ体操みたいな

カレンダーカードを作り

そこに

「〇/✖」をつけて

5回バツがつけばアウトです

 

当時

字を読み始めだし

いろんな絵本を自分で読むのですが

おばけの絵本は

怖がって読まないことを知っていました

押し入れや夜のトイレなど

暗い場所は

おばけがいると怖がることから

昔話のオニ効果として

わたしはおばけを用いました

 

まさにこのカードは

効果絶大!!

一生懸命食べるようになってくれておりました

 

それでも

残してしまい2つめのバツがついた夜

上の子が

「あ~あ」とため息をつく横で

半べそに・・・

ちょっとかわいそうな気持ちになりかけた私の元へ

下の子がそっと

「でもな、パパはおばけと友達やって」

と、ちょっと大丈夫そうに言いやがりました

 

ケロリと立ち直りが早い、下の子・・

わたしの同情心はどこへやら

どんなこわ~い仕掛けを作ってやろうかと

わたしの闘志に火がついたのです

 

翌日も残してしまい3つめのバツ

それでも

まだけろっとしている下の子

なぜか上の子のほうが心配しだし

「どうしよう!おばけに連れて行かれる・・」

と本気で泣き始めました

そんな上の子をよそに

テレビに夢中な2歳児本人・・

 

結局5回目のバツがどうなったか

残念ながらわたしの記憶はなくなっており

保育園の連絡帳記録にも書いていないので

今では誰も覚えていないのですが

さすがに今では

好き嫌いはあるものの

食べ残しはしない高校生へと

無事に成長しております(笑)

サンタクロースもオバケも

幼い子どもたちには

どの時代でも

特別な存在ですね

犬と楽しく過ごすツリーの前の女の子

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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