評価を決める上司

ダメ出しから始めていませんか

 

ミス

言葉遣い

態度

姿勢

 

親心ならぬ

上司・先輩心として

声をかけやすいタイミングは

ネガティブへの注意が必要

 

「なるべく声かけしてるんですけどね」

部下とのコミュニケーションに

悩まれる方が

そうこぼされるので

日頃の様子をうかがうと

挨拶以外は

注意、叱責の言葉が

意外とたくさん出てきました

 

もちろん

ご本人に他意はなく

純粋に

育成を考えての言葉ですし

叱責のあとに

「がんばれ」と

エールも添えられているのですが

相手からすると

いつもダメ出しされる

と受けとめられてしまいそうな様子

 

多くの人は

ネガティブなものへのアンテナが

強く反応しやすいものです

特に「職場」という環境で

「上司、先輩」という相手からの

ネガティブワードは

敏感に反応しやすくもなります

 

指導として

注意、叱責は

必要なものでもあります

 

ただ

同じ相手へ投げかける

頻度や回数

タイミングによって

受け取る相手からは

その場の言葉だけでなく

発する上司、先輩そのものが

ネガティブな存在に

擦り変わってしまうことがあります

 

朝の一番に上司から

「おはよう。そういえば、お前の先週のミスやけど・・」

そんなこと言われると

一気にテンション

下がりそうになりませんか

 

悪意も他意もない

ただ

部下の顔をみて

浮かんだ言葉を

出しただけかもしれませんが

部下の表情は

(ああ、この人またダメ出ししてきたわ)

うんざり顔が浮かびます

 

週初めの月曜日

まずは

ポジティブワードの言葉から

始めてみませんか

 

「ミスしないようがんばろう」

よりも

「ひとつずつ丁寧にがんばろう」

 

グッドなイメージをもって

今週もご一緒にまいりましょう

投稿者プロフィール

古坂禄子
古坂禄子くれたけ心理相談室(生駒支部)心理カウンセラー
今日もご覧いただきありがとうございました。
「わかる」「安心する」「和む」をテーマに、日々綴らせていただいております。今日も皆様の心に届き、お役立ていただけますように。
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