登下校時間

最近
洗濯やお風呂掃除の朝の時間
通りから登校中の小学生の元気な声が
心を和ませてくれています

「じゃ～んけんほい！チ・ヨ・コ・レ・エ・ト！」
「パ・イ・ナ・ツ・プ・ル！」

ご存じですか？
ジャンケンして勝ったら言葉数だけ前に進める遊び
私が小学生の頃も
うちの子どもたちの頃も
変わっていなくて

グー：グリコ
チョキ：チョコレート
パー：パイナップル

懐かしさと共に
聴こえてくる掛け合いに
微笑ませてもらっております

そういえば
・かごめ
・たかおに
・けいどろ（どろけい？）
など
複数人集まると
何にもなくても遊べていましたね

昔は友達の家に行って
インターホン鳴らして
「○○ちゃん、あ～そ～ぼ」
と約束もなく行ったものでしたが
うちの子たちなんかは
「断られたら嫌やから行かへん」
と誘いに行くこともなく
誘われることを待つほうでした

今の小学生は
スマホで先に連絡もできて
画面の文字で確認してから
訪問や待ち合わせるんでしょうね

それでも先日
近所のお家のインターホンを鳴らす男の子がいて
「○○くんいますか？遊べますか？」
と誘いに来ていて
不思議と心の中で
（遊べますように！）
となぜか唱える私がおりました

公園や空き地
『いつもの場所』に行けば
友達が誰かいる
そんな風景も減っているのだなあと
平日の静かな公園の横を通りながら感じます

子どもたちの『居場所』が
ときどき子育て環境の問題として
取り上げられますが
昔は騒がれることもなくあったものも
今は整備してルール決めて
大人がOKしないといけないものなんですよね

安心したいのは
子どもよりも
大人なのかもしれません

もう少しだけ
子どもを信じる
地域を信じる
信じあう心が増えて
大人も子どもも
かけあう言葉が増えて
良い意味での環境が変わればいいな

そう思いながら
下校時に見かける子には
「おかえり」と声をかけますが
やや不審げに
そして恥ずかしそうに
ペコリと簡単におじぎされ
足早に通り過ぎられています・・

おばちゃんは、めげへんで～！